建築コストを知り抜いた
プロならではの
ご提案があります。
工事費算定が専門の建築事務所が運営。コストや発注方式まで踏み込み、適正価格・適正品質が両立するよう建築主様を支援します。
予算・用途・規模・地域等により、全国から最適なゼネコンもしくは設計事務所をオーダーメードで探索・選定しご紹介します。
事業計画をコンペ参加業者以外に公開しません。また、公明正大を旨とし、建築主様に対する利益相反行為をせぬとお約束します。
当社は、ホテルにカフェやコワーキングスペースを併設した施設を運営しています。おかげ様で1店舗目の経営は順調に推移し、2店舗目の出店を計画していたタイミングで、Kasugaiを運営するエステム建築事務所さんに出会いました。
1店舗目は、地元のゼネコンに設計と施工の両方をお願いしました。何から何まで、すべてお任せできたので、発注者の立場としては非常に楽で、また、私たちは建築の素人であったため、そのようなスタイルが当時の私たちにはマッチしていたと思っています。
今回のプロジェクトでも、前回お願いしたゼネコンさんにも声をかけていたのですが、エステムさんと今後の事業展望についてやりとりをさせていただく中で、その選択肢は消えました。次回以降の店舗については、フランチャイズ展開し、都度オーナーを募っていきたいという当社の戦略をエステムさんにお話ししたところ、「多店舗展開に耐えうる発注力をつけるために、今回は設計・施工を分離発注してみてはどうか」というご提案をいただいたのです。プロの発注者として、予算や希望する竣工時期から工法や構法を検討すること、立地やブランド毎に適切な建物グレードなどの諸条件を整理できる力をつけることが必要なのではないか、またこれらの力をつけることで、設計者や施工者にイニシアチブを取れるようになり、より事業計画の自由度が増すのではないか、といった内容のお話であったように記憶しています。
その後、エステムさんからは、タイプの異なる2社の設計事務所のご紹介がありました。当社は、ブランドイメージ統一のため、デザイン事務所に内装や家具などのデザインをお願いしており、そこときちんと協働してもらえる設計事務所の紹介をお願いしました。1社目は宿泊施設の設計経験が豊富な事務所、もう1社は、小規模ながらも提案力ある事務所でした。結果、当社のニーズをしっかりと理解してくれた後者に決定。その設計事務所には、末永くパートナーシップを結べる手ごたえを感じています。すでに、今後の事業展開についても相談させていただいており、木造の2~3億円程度の物件を早いピッチで開発していくことが決まっています。
素晴らしいご縁をいただきましたことに、改めて感謝申し上げます。
自宅兼クリニックという形態で小児科を経営していた私の父が、3年前に突然他界。娘である私は歯科医で、父の小児科の近くで小さなデンタルクリニックを営んでいました。父の小児科には、懇意にして下さる患者さんご家族がたくさんいらっしゃって、廃業するわけにもいかず、父の昔からの知り合いを通じ、非常勤という形で複数の先生にお手伝いいただきながら、急場をしのいでおりました。数か月~1年ほどそのような形で何とか小児科を存続させてきたのですが、給与の支払いなどがかさみ、収益面で非常に厳しい状況に陥ってしまったという経緯があります。
そこで一念発起、既存の建屋を医療モールに建て替えて、調剤薬局や耳鼻咽喉科などに入居いただき、安定した家賃収入を得ることで小児科を存続させるということに思い至りました。私のデンタルクリニックも、今ではその医療モールに移転。トータルでの出費が減り、また、耳鼻咽喉科のついでに小児科やデンタルクリニックを受診いただけるといった相乗効果も出てきています。
さて、建築の発注に関してですが、当初、私たちは、このような新築を考えた際には、設計事務所へ相談するものとばかり考えていました。しかし、エステム建築事務所さんより、「医療モールの設計~施工をワンストップで請け負うことを得意とする施工者がいる」というお話を伺い、方針を転換。小児科の患者様にへ極力ご迷惑をかけぬよう、休診・休業の期間を最小限にとどめたいという私たちの意向を踏まえ、医療モールの設計・施工双方に習熟した施工者を選んではどうか、とのご提案をいただきました。
最終的にそのような企業様を3社ご紹介いただき、費用面やその他のご提案内容などを総合的に鑑みて、そのうちの1社に決定。当初は、一番見積額が低く、デザイン性に優れたイメージを提示された会社に決めようと思ったのですが、エステムさんが見積内容をチェックしてくださった結果、到底、提示の見積額に工事費が収まらないのではないか、というお話をいただき、最終的には、金額は中間でしたが、営業の方がしっかりされた印象の企業様に決定しました。単なる口利きに終わらないアドバイスのおかげで、納得感を持って契約することができました。提案をいただく時期や、構造(今回は鉄骨造)などについても、私たちの要望を踏まえて、3社へあらかじめ話を通してくれていたため、検討しやすかった点もありがたかったです。
なかなか次の物件をお願いするということはないと思いますが、またご縁がありましたら、ご相談させていただきたいと思っています。
私たちは、特別養護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを関西一円で運営する、社会福祉法人です。
この度、兵庫県内に特別養護老人ホームを新規設立したのですが、その際に、Kasugaiを運営するエステム建築事務所さんに施工者をご紹介いただきました。
事業の企画段階で、今回は予算が非常に厳しかったことから、工事費を抑えられるであろう木造でプロジェクトを進めることに決定、かねてからお付き合いのあった施工者に紹介された設計事務所に、その方針で設計業務を依頼していました。
基本設計が終了した段階で、設計事務所を紹介してくれた施工者に入札参加を要請しましたが、スケジュールを理由に辞退されました。そこで、思い当たる他の施工者に連絡をとってみたものの、大規模かつ木造の物件の経験がない、などといった理由ですべて辞退されてしまい、途方に暮れていたタイミングで、エステム建築事務所さんに出会いました。
エステムさんは、施工者を紹介いただく前に、丁寧に、今回の事業計画についてヒアリングされました。その上で、設計内容から考えると、工事費の予算があまりに低いことを指摘されました。実際、その後に、木造非住宅の経験が豊富な複数の施工者にあたっていただいた際に、坪単価が、私たちの目論見の倍以上するということも、知りました。
これらを受けて、エステムさんからは、「仕様や工法を変えるなどといった設計内容の変更程度では到底、この差が埋められない」「事業計画の見直しも必要になるかもしれない」と言われました。さすがに、自治体や金融機関とすでに話を進めていて、もう後戻りが難しい段階になっていたため、事業計画の大幅修正は受け入れがたいとお話ししたところ、実施設計の内容に、施工者の意見を大幅に取り入れることを提案いただきました。今回の基本設計では、2×4(ツーバイフォー)工法で設計が進められていましたが、木造非住宅の施工経験がある施工者でも、在来工法しか対応ができない会社が多いのもネックだということもおっしゃりました。
結局、エステムさんからお引き合わせいただいた地元の施工者からの要望により、在来工法に変更、そのほかの細かい仕様等も、施工者の要望を取り入れながら実施設計が進行し、入札公告の日を迎えることができました。そして、その施工者が無事に落札してくれて、胸をなでおろしたことを今でもよく覚えています。
また、エステムさんからは、設計事務所のコスト管理があまりにずさんであったことを指摘されました。「発注者の言われるままに絵を描くのが設計者の仕事ではない、事業を実現できるよう、設計が絵に描いた餅にならぬよう、設計初期段階から工事費の計画を立て、それを設計の進捗に合わせて統制していくことも、設計者に課せられた重要な仕事である」、ということを言われました。設計者のご紹介についても、エステムさんにお願いできればよかったと、今では反省しています。
特別養護老人ホームは、公共性の高いサービスであるため、入札にて施工者を選定しなければなりません。したがって今回は、発注者様と施工者様の仲介ではなく、双方へのコンサルティングという形式で、サービスをご提供致しました。尚、この場合でも発注者様には費用面のご負担は一切ございません。
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事業計画および予算・用途・規模・地域などといった諸条件を、専門のコンサルタントがヒアリング。
事業計画および諸条件に照らし、最適な発注方式(設計施工分離発注もしくは一括発注など)をご提案。
設計事務所もしくはゼネコンをオーダーメードで探索し、コンペを設定します。
設計事務所もしくはゼネコンとの面談・交渉。各社の提案内容および見積の比較・検討もお手伝いします。
工事請負契約もしくは設計業務委託契約を締結。建築主様にはここまでのサービスのすべてが無料*です。
*別途、有料の見積査定オプションもございます。