事例#01

当社の経営戦略を踏まえた提案に驚かされました。

用途
宿泊施設
規模(延べ面積)
2,800㎡
構法
鉄骨造 10階建て
予算(工事費)
9億円
発注方式
設計施工分離発注方式
落札者
設計事務所(設計業務のみ)

お客様からの実際のご感想

当社は、ホテルにカフェやコワーキングスペースを併設した施設を運営しています。おかげ様で1店舗目の経営は順調に推移し、2店舗目の出店を計画していたタイミングで、Kasugaiを運営するエステム建築事務所さんに出会いました

1店舗目は、地元のゼネコンに設計と施工の両方をお願いしました。何から何まで、すべてお任せできたので、発注者の立場としては非常に楽で、また、私たちは建築の素人であったため、そのようなスタイルが当時の私たちにはマッチしていたと思っています。

複合商業施設建設への提案実績

今回のプロジェクトでも、前回お願いしたゼネコンさんにも声をかけていたのですが、エステムさんと今後の事業展望についてやりとりをさせていただく中で、その選択肢は消えました。次回以降の店舗については、フランチャイズ展開し、都度オーナーを募っていきたいという当社の戦略をエステムさんにお話ししたところ、「多店舗展開に耐えうる発注力をつけるために、今回は設計・施工を分離発注してみてはどうか」というご提案をいただいたのです。プロの発注者として、予算や希望する竣工時期から工法や構法を検討すること、立地やブランド毎に適切な建物グレードなどの諸条件を整理できる力をつけることが必要なのではないか、またこれらの力をつけることで、設計者や施工者にイニシアチブを取れるようになり、より事業計画の自由度が増すのではないか、といった内容のお話であったように記憶しています。

その後、エステムさんからは、タイプの異なる2社の設計事務所のご紹介がありました。当社は、ブランドイメージ統一のため、デザイン事務所に内装や家具などのデザインをお願いしており、そこときちんと協働してもらえる設計事務所の紹介をお願いしました。1社目は宿泊施設の設計経験が豊富な事務所、もう1社は、小規模ながらも提案力ある事務所でした。結果、当社のニーズをしっかりと理解してくれた後者に決定。その設計事務所には、末永くパートナーシップを結べる手ごたえを感じています。すでに、今後の事業展開についても相談させていただいており、木造の2~3億円程度の物件を早いピッチで開発していくことが決まっています。

素晴らしいご縁をいただきましたことに、改めて感謝申し上げます。

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